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おぼろ二次元日記2

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夏目友人帳 参 #12「帰る場所」感想  

寂しいなら私と一緒にいよう。
お前の居場所などそこには無いのだから。


「帰る場所」

あらすじは公式からです。

夏目の元に現れた面をつけた妖怪、名前を取り返しに来たのではなく、
その目的は夏目自身にあるようであった。
出会った途端、その妖怪にあてられ倒れてしまった夏目。
かつてその妖怪とは会ったことがあるという。
それは、塔子と出会い藤原家に引き取られる少し前のことだった…。



**************************************



親戚のおにいさん@櫻井孝宏!


最近の夏目は名前が無い人物や妖怪が多くて、ちょっと笑えます。
が、実質的な最終回、泣けました!


友人と弁当を囲む昼休み。
夏目が回りにいてくれる友人や藤原夫妻に気を使いすぎるほど気を使って
しまうのが、仕方ないと思えてしまう過去話。


肉親でだって、近しい親戚にだって、本当の気持ちなんてなかなか
理解してもらえないものです。
おまけに”妖が見える”なんて力が備わっていて挙動不審な人物と
見られればなおさら、お互いに


どう接したらいいか、分からないよー!@ソウルイーター(笑)

状態になってしまいます。


ただ、マフラー一本程度の思いやりなら向けることは
できますよね。
夏目を預かっていた家の息子は親の足りないところを
分かってくれていただけでも少しは癒されたと思うのですが、
最後に致命的な怪我を負ってしまいました。
それが気持ちを決めるきっかけになりました。



塔子さんが作るお弁当は美味しそうですね!
(愛が詰まってるかどうかは分かりませんが、私も毎日、二個、
作ってます。苦笑)
家に戻って残っていたパセリを強制的に夏目に食べさせる塔子さん♪


部屋に戻るとニャンコ先生はいない。
おやつにもらったプリンを食べようとすると


「見つけた、夏目・・・。」

プリンがー!(笑)窓の鍵がー!!!手がー!!!


ニャンコ先生に助けられたものの、妖の気にあてられて熱を出してしまった夏目。
あの妖には以前、会ったことがある。
眠りたくない・・・夢を見てしまうから。



藤原夫妻に会う前に、預けられていた家では・・・
親戚のオバサンにはずっと遠慮、気を遣っての生活。
外に出れば妖に追いかけられたり、驚いたり、挙動不審な子供という
レッテルが夏目を苛む。



誰も自分を助けてはくれない、分かってくれない。
手助けしてくれた妖にうっかり名前を答えてしまった夏目はそれから
たびたび、言葉をかわすようになり、次第に心の奥底に抱える思いを全て
知られることになってしまう。


「寂しい奴は好きさ。」


同じ頃、夏目に会いに来てくれたのが父方の親戚の塔子さんだった。
部屋にいても妖に怯える毎日。
外に逃げ出した時、柔らかな笑顔を向けてくれた初めての人。


なんと自分を預かりたいと思ってきてくれたのだ!
自分は滋さんという旦那さんと二人暮らし。
田舎で少し大きな家に住んでいるので、広すぎるのだと言う。
ちゃんと二人で挨拶に来るという塔子さん。
「考えておいてね。」
そんな言葉も初めてかけてもらった。


でも、あの人達は知らない。
自分が妖怪が見えるなんて。


夏目の孤独に妖怪は擦り寄ってくる。

「夏目、お前のそばにいてやる。」

人を飼うのも面白い。
夏目が不快に感じる人間を喰らうのも良い。
恐ろしい言葉を吐く妖怪に迂闊に近付いてしまったことを後悔した
夏目は弱い妖怪を捕まえて、封印できる場所を教えてもらう。


学校の帰り道、同居しているお兄さんと家に戻った夏目は本当に
藤原夫妻が自分を引き取りたいとやってきた事を知る。
が、今はあの妖を何とかしなければ!!!
狐岩に妖を呼び込んだ夏目は何とか封をするところまで持ち込むが
反撃されて吹き飛ばされてしまった!!!


怪我を負ってしまった自分の浅はかさ・・・。
親戚の人々は常日頃の理解不能な言動にくわえ、自分達に嫌がらせを
しているのかと思い込んでしまう。
迷惑をかけてしまった。



そこに現れたのは藤原夫妻。
怪我をしている夏目に優しい言葉をかける滋さん。
自分のところに来て、気に入らないなら旅だって構わない。
けれど自分達は家に夏目に来て欲しいと思っている。


大粒の涙を流す夏目・・・。


「藤原さんのところに行きたいです・・・!

お願いします。」



そして今に至る。



あの妖怪がついに夏目を見つけてやってきた。
人のくせに自分を封印しようとした!!!


「誰もお前を待っていないのだ!」

「いいや、今は帰る場所ができたんだ!」


斑の姿になって守ってくれたニャンコ先生に感謝する夏目。
手にあった妖の面は崩れ去っていった。
元気になった夏目を今日も藤原夫妻は見送り、そして待ってくれている。




ということで、今の夏目がいるんですねえ。
「遠慮しないで。」「気を遣わないで。」
家族なんだから・・・
藤原夫妻が常に夏目に言う言葉が響いてきます。



この人達を悲しませてはいけない。
真実を言ってしまえば?と思うこともあるけれど、出会えたのは
藤原夫妻だけではない、ニャンコ先生も田沼も多軌も。
自分なりにバランスを取りながら、進んでいく夏目を応援したくなる
エピソードでした。







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category: 少女漫画系