おぼろ二次元日記2

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四月は君の嘘#21「雪」&22(最終話)「春風」感想  

僕は一人じゃない。
いつだって、支えられていたんだ。


二話、まとめて。
あらすじは公式からです。


「雪」

かをりの容体が急変する場に居合わせてた公生は、そのショックから
またピアノに向き合うのをやめてしまう。
音楽が大切な人を連れ去っていく…。
過去のトラウマが頭をよぎり、公生は再びひとりぼっちになっていた。


「春風」

舞台に立っているのは、周りの人がいたから、支えてくれる人がいる
からだと気付いた公生。
みんながくれた音を奏で、かをりに届けるべく、公生はすべての思いを
演奏に乗せる。



************************************



圧倒的な演奏シーン、美しい心象風景。
最初から最後まで「美しいもの」を見せてもらったな、という気持で
一杯になりました。


かをりちゃんが死ぬ、という悲しい結末を予想していましたが、やはり
そうなってしまいました。
人の死が残された人々に何かを与え、それからを考える礎や糧になる。
定番の”死にネタ”なストーリーではありましたが、そこに”音楽”とともに
生きる者の信念や、年齢相応の”普通の恋”を絡めて、とても色鮮やかで
瑞々しい作品だったと思います。



何話かの感想でタイトルに関することを書きました。

ドビュッシー
『芸術とは最も美しい嘘のことである。』

”音楽”を媒体にして、演奏者の表現したいことを表現する。
時にそれは言葉よりも雄弁に語り、聞いている人々の心に様々なことを
訴えかけるのです。


しかし、それは表現者の解釈を形作るものでもあって、決して=真実とは
言えないのかもしれない。



事実、かをりちゃんは実は公生くんの事がずっと好きで、それは本人には
伝わっていないものでした。
(でも、本当は伝わっていた、伝えていた、と考えています。渡くんの彼女、という
建前があったからね。)


「君はひどい人だ。」
本当に。
直接、言ってくれたら良かったのにね。
でも、眼鏡っ子で内気だったかをりちゃんの繊細な部分が顔をのぞかせて
いた部分でもありました。


公生、椿ちゃん、渡くんは仲が良すぎて、入る隙間が無かったから。
椿ちゃんが公生くんの事が好きだとすぐに分かったから。
だから、渡くんが好きだと言って近づいて、公生くんが釣れた、というわけです。



「届け、届け」
何度もある演奏シーン。
そこに被せられる印象的なモノローグ。
多分、”真実”はちゃんと「言葉」で伝えるべきものなのではないかと、
そういう意味がこの作品にはあったのではないかと、私は考えています。



出会った4月。
かをりちゃんは無彩色だった公生くんの生活に色と力を与えてくれた。
夏の夜空を一緒に見て、川にも飛び込んだ。
コンサートの舞台に立ち、公生くんは一人でステージに上がれるように
なった。
逆にかをりちゃんは再入院。
無彩色で、諦めていた病院生活に色をくれたのは、今度は彼のほう。



また直面してしまった”永遠の別れ”。
塞ぎこんだ公生くんを引き戻したのが、音楽とはうまくいっていなかった
椿ちゃん。
音楽の世界に身を置く人がつながる現実、と言ってもいい存在なのかも。



相座くんも絵見ちゃんも一緒に歩く仲間。
自分は一人じゃない。
お母さんも、紘子さんも。



それに気づいた公生くんが奏でるショパンのバラード第一番は色鮮やかな
素晴らしい演奏になった。
側にかをりちゃんが現れ、一緒に奏で、そして消えていく・・・。
彼女が逝ってしまった、と分かった瞬間でした。(涙)


「君は忘れられるの?」


忘れられない人になったね。
彼女が言っていたように「通り過ぎるだけ」の存在でも。
「また、下を向いている」
それじゃ、彼女が可哀想。
待っていてくれるライバルも。



大切な人を二人、失っても、前を向いて、鮮やかな色を表現していこう。
「ずっと側にいる」と言ってくれた幼馴染のためにも。



見終わった後、静かな余韻に浸れる素敵な作品でした。
OP,EDもぴったりで、最後は静かな涙がつつーっと。(;;)
その後、公生くんが二人のライバルや凪ちゃん、三池くんたちと
どんな音楽で語り合っているのか見たい、と思いました。
原作もここで終了しているそうですが、短編で良いので後日譚が見たいと
思いました。
スタッフ・キャストの皆さん、お疲れ様でした。






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