おぼろ二次元日記2

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映画「ハイ☆スピード -Free! Starting Days-」、感想   

12月5日に公開された映画「ハイ☆スピード -Free! Starting Days-」を
鑑賞してきました。





公式HPはこちら♪


☆あらすじ(公式HPより)

水とふれあい、水を感じることに特別な思いを持つ七瀬遙。
小学生時代最後に出場した大会でのメドレーリレーで、
橘真琴、葉月渚、松岡凛とともに、遙は「見たことのない景色」にたどり着いた―――。

そして桜が満開の春。
遙は真琴とともに岩鳶中学校へ進学。新たな生活が始まろうとしていた。
水泳部に入部することになった遙と真琴は、椎名旭、桐嶋郁弥と4人で
メドレーリレーのチームを組んで試合を目指すことになってしまう。

考え方も目的もバラバラな4人。そして彼らにはそれぞれに抱えた悩みがあった。
そんな中でリレーの練習を重ねるも、上手くいかないままで……。

「チーム」となるために必要なこととは何か。
過去のメドレーリレーに心が囚われたままの遙が新たな場所で何を思うのか―――。

彼らが少しずつ互いを知り、
水泳を通じて新たな思いに気づいていく姿を描く[映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-]。
少年たちのみずみずしい青春、水泳にかける彼らの未来が今、始まる。



*************************************


ちなみに原作小説は既読です。


原作小説と映画の比較はあまり考えないようにしました。
正直にいうと原作小説は少々、薄暗い雰囲気があって、読後もう一度読んでみようかな、と
いう気持になれないものがあったからです。
遙の性格表現やキャラ同士の葛藤、ぶつかり合いにかなり辛辣なものがあって
大人歴〇〇年の私が頑張って目線を引き下げても、なかなか共感したり、同情したり
できなかったからです。


そういう部分をアニメはかなりまろやかに表現しており、原作以上に細やかな
設定と表現を与えてくれた、と思っています。
さすが京アニですね!
今回も物語を4人の成長物語と位置付けて、シンプルに描いてくれたところは
一作品として大成功だったと思います。



小学生から中学生へ。
子供から大人になる思春期の出会いと別れは大切な宝物との決別と新しいものとの
出会いの転機です。
「中学生なんだから大人にならなくてはいけない。」
俯瞰して周囲を見ようとしても実は自分の事ばかり考えてしまう。


おまけに中学生活というのは一番、多種多様な人種と価値観が集まってきて
簡単に嵐が起こる環境です。
ある程度、目標を持って入学する高校とは違い、さまざまな子供達が集まる
場所です。


「Free!」を見る時、主人公の遙を理解する大前提に「彼のずば抜けた才能が
周囲を傷つける」というのを忘れてはいけないと個人的に思っています。
そういうところを今回の映画やアニメ本編で描いて欲しいと思うのですが、
小説と同じように描いては、私が感じたように薄暗い学園ものになってしまうの
でしょうね。(^^ゞ)


とにかく遙は泳ぐことで周囲に余計な軋轢を生まないよう、人とあまり関わらない
”ATフィールド”を張りまくっているのです。(^^)
そこに唯一、入れるのが幼馴染の真琴。
近所だった、というのもあるけれど、遙の泳ぎに魅せられ、ずっと一緒のSCでやって
きた。


でも、中学生になるにあたって「ハルちゃん」は「ハル」へ、「ボク」から「オレ」へ。
”大人にならなくちゃいけない”葛藤が彼らに降りかかります。
特に弟妹がいる真琴は尚先輩に言われる前からそれを意識していたように思います。
「一緒の部活に入ろう。」
その言葉を飲み込んで、「まだ決めていない」と言う真琴。



少し距離を取るようになった真琴の違和感を、理解できずいら立つ遙。
二人を中心に、郁弥、旭という新しい仲間を加えて極上の青春ドラマを見せて
もらいました。


キャラ別に感想でも。


☆遙

「オレは寂しかったのか・・・」


一人っ子だから、とか兄弟がいないから、というのはたくさんのコミュニケーション・
ツールがある今時ナンセンスだと思うけど、夕食の時、一人になる・・・というのは
誰かがいる環境とは大きく違うと思います。
ましてや、ちょっと前までランドセルを背負っていた子供なのですから。
人との関わりを好まない遙ですが、真琴がちょっと横道に逸れただけで動揺する
依存っぷり。(^^ゞ)


周囲を見れば、真琴はもちろん、郁弥も旭も貴澄(Free!ESで弟がいることが
分かっています。)も兄弟がいます。
兄弟がいるから分かる事、いないから見える事。
真琴の事では揺らいだ遙ですが、夏也と郁弥の間の溝を埋めることには
的確な言葉を与えてくれました。


真琴がいるから遙も遙でいられる。
真琴も言っていましたが、無理に離れて一人立ちしなくてもいいんじゃないか。
つながれた手や結ばれた絆を無理に手放そうとしないで。
孤独な心に注ぎ込まれる友情と愛情。
低血糖で倒れた遙に繋がれた点滴のシーンが印象的です。


息苦しい学ランの襟もとは夏になってシャツに替わり、大きく呼吸をして。
遙の変化を感じ取るラストを見る事ができます。



さあこれから!という時に旅立ってしまった凛はのどに刺さった
小骨のようにずっと疼き、傷を与えている。
新しい仲間によって癒され、宗介から渡された手紙でこれから泳ぐ原動力に
なりかかった凛との関係は、冬に残念ながら急転直下します。
遙が昔から抱えるトラウマを掘り起こすのには十分な出来事が起こるわけですが、この
夏の瞬間は高校2年生に迎える新たな出会いとチームの結成の礎になっていて欲しいと
願うばかりです。



☆真琴


「中学生になったから、オレって言おうと思って・・・。」


常に「ハルちゃん」の側にいた真琴もクラスが別になったことで、
自身の世界を広げなくちゃ、と焦燥感を持ってしまう。
原作では貴澄に誘われて、一度はバスケット部に入部しているんですよね。(^^ゞ)
「お前の好きにしたらいい。」
遙はそう言うけれど本当の答えは「お前がいて当たり前」。
真琴が考える「一人立ち」と距離が少しずつ離れ、ぶつかり、やっと一つになった
プールでのシーン。(ちょっと見ていて恥ずかしかったけど!笑)


プールの水の中は二人にとって羊水のように安心できる場所。
そこから旅立つのは高校3年生になってからです。



☆旭


「オレ、クロール、泳げなくなっちまったああああ!」
遙の泳ぎは魅了もするけど、脅威に感じさせてもしまう。
(思い浮かぶ”キセキの世代”笑)


元気で闊達な性格と行動、自信の裏にかくされた綻び。
尚先輩に「オレ、他の泳ぎもできなくなったら」と打ち明けるシーンには涙が
出てしまいました。(;;)


自信家であっても、目をそらさず弱点を認め、調べてみようと思う行動力が素晴らしい!
夏也先輩も「アイツは良い部長になる」って言ってましたよね。
部長さんは太陽の如くあれ。
弱さを認めつつ、前を向く旭には笑顔をもらいます。


「なんでお前達、そんなに後ろ向きなの?」


素晴らしいアドバイス!
倒れた遙を見て、天才にも弱い部分がある、とほっとした旭。
クロールが復活して本当に良かった!!!



☆郁弥


キャストのうっちーを一本釣りでもってくる・・・はまり役ですよね!
「ハイキュー!!」でも”たかが部活”にぶち当たっていましたが。(笑)
斜に構えた弟。
お兄さんはまさに”太陽”で生活の全て、憧れの的なんですね。



「二人でオリンピックを目指そう!」から多分「オレは部活に入ったから、お前も
いつまでもオレと一緒に、じゃなくて新しい目標を見つけろ。」とかね。
一人、走り始めた兄に置いて行かれた弟。
才能があれば兄に見てもらえる。
遙のマネをしながらお弁当を食べるシーンは笑えるけど、切なさを感じます。


伝わらない兄の気持、理解しようとしない弟。
でも、リレーを通じて少しずつ瞳に仲間が映っていく。
「ハイスピ」のメイン・ヴィジュアルはまさにそれで、新しい仲間を視線に
捉え、変わっていく皆の瞳なのです。
遙の家に泊まった時、赤くなった耳たぶが萌えポイント!




☆怜


怜ちゃん、お誕生日おめでとう!!!


どんな時も自分と相手をしっかりと見据える眼力と分析力、行動力。
サンキュー!!タツオさんもつぶやいていましたが、出番は少なくても
旭を動かす原動力になってくれました!
そういうところが「Free!」本編にもつながっていて本当に嬉しかったです!



☆渚


遙にとっては弟ポジの渚がいたから、ちょっぴりお兄さん気分が味わえたのでは。
素っ気ない彼も「応援には行ってやる」と気遣っていましたしね。
渚が慕ってくれたから遙が少しずつ息を吹き返すことができた。
一人じゃない。
遙にはやはり転機になる一人です。



☆宗介


遙の泳ぎが凛を鼓舞し、前に進ませる。
親友のはずが一番、離れているような気がする・・・リレーを否定した宗介は猛烈に
後悔しているんじゃないかな。
凛の瞳に自分が映っていないなら、映っている遙には常に完璧であって欲しい。


自分宛てじゃない手紙は切なさMAXだったけどEDで嬉しそうにしていたから
良かった!
ただ、凛ちゃんとチームを組むのはもっと先だね。
しかも、試練・・・。orz



☆夏也、尚


「遙ァ、いい度胸だな。勝負だ!!!」


若干、喧嘩っ早い!?夏也先輩、超かっこいいです!(萌えポイントはハルちゃんを廊下で
支えるイベント・シーン。(こらこら^^))
後輩たちには気配りがちゃんとできるのに、弟には不器用な態度しか取れなくて。
教室で机に突っ伏しているシーンは彼も完璧人間では無い、と愛着が
沸きます。


足りないところを埋めるのがマネージャーの尚先輩。
優しい笑顔とは裏腹にきっちりとした後輩指導。


「これがあるから辞められない。」


教育係を。
でも、夏也先輩が「待ちきれない」と言っているんだから(吐血ぐはっ!!!)早く、
現役復帰して!!!



☆貴澄


Free!ESでは爆弾投下してくれた人。(笑 中の人、親善大使!!!)
中学生活では彼がいたから旭の直接・明るい攻撃を遙が受け流せるポジションで
いられたんじゃないかな。
遙がちょっとしたことで視線を彷徨わせたりするとそれに気づいて、空気を変える
聡明さ!
気付かれてしまうことが嫌で、遙もESでの再会を嫌そうにしていたのかも。(笑)


☆凛


遙も宗介も置き去りにして旅立った罪作りな奴。(笑)
無邪気な笑顔からはその後の闇落ちが想像できないけど、才能と努力と夢の狭間で
一番、もまれた彼。
だから最後に大きな気持で手を差し伸べる事ができた。
出会いは運命。
凛ちゃんも手放して、得て、取り戻した一人です。



映画を見た後、Free!!本編までの溝をどう補完しようか悩ましいところですが、
とにかく遙はもう一度、プールに戻ってくれた。
「泳ぐことが好き」。
その言葉と思いは何があっても手放さない。
水にかける思いを美しい水の表現に重ねて見ることができました。




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